菰野ヒルクライム2016 総合優勝 25分10秒

菰野ヒルクライム2016 総合優勝 25分10秒


















JBCFグランペールサイクリングチーム、田中です。今年からは参加したレースくらいはチームブログでレポートするようにします。

早速ですが、3/27に今シーズン初戦となる第4回 菰野ヒルクライムチャレンジin鈴鹿スカイラインに参加してきました。本大会は昨年も参加し入賞した相性のいい大会で、今年も入賞を目標にしていました。

菰野町は実家のある滋賀県草津市から車で1時間ほど、現住の神奈川から滋賀に移動するのは少し面倒なのですが実家からのアクセスが良いので気に入ってる大会であります。


コースは7.8kmで平均勾配が8.2%ほど、日頃練習しているヤビツ峠と同じくらいのタイムになるので強度も調整しやすく、先週のヤビツで26分台前半を出していたので、25分台は射程圏内かな?と考えていました。

前日
朝から実家の滋賀へ移動、前週日曜~木曜まで5日連続で高強度練習をしてしまったため軽めのサイクリングに留め脚を回復。折角の地元帰省な のですが、レース前なので羽目は外さずしっかりカロリーコントロール。普段であればレース前日は緊張のため寝付けないことが多いのですが、この日はとてもリラックスしており20時前には就寝できました。

今冬は毎週峠TTや、チームメンバーやヤビツヌシと練習を行っていたため、高強度にすっかり慣れておりレース強度への不安がなかったことが大きいです。菰野は個人TT形式で、パワーを見て淡々と上るのが得意な私には尚更不安はありませんでした。

当日
午前2時ごろ起床。
起床体重は56.8kg、予定通りの体重で当日を迎えられホッとしました。長湯で汗を流し、さっぱりしてからプロテイン+アンパン×2個を補充し、3時前に出発。
午前4時ごろには会場に到着し、本会場である菰野町町役 場の河川敷駐車場に駐車することが出来ました。


実家のためローラーがないためアップは実走で実施。ただ、まだ外は真っ暗&気温2℃と冷え込んでいたため、しばし車内で暖をとりつつ待機。5時になるとうっすら空が明るくなってきたため、自転車を組立てアップ開始。コースを利用させて頂き10分300Wくらいで軽く上って終了、リラックスして300W踏めるほど脚の調子は良く今日はいけると確信しました。大概の疲労は2日休めば完全回復することが分かったので、今後もこの調整を行っていきます。

会場に戻ると既にかなりの数の参加者が本会場に。
team SUNZOKUの方々や、優勝大本命のMさん、Hさんと挨拶を交わした後、計測チップやらゼッケンを取り付け、準備完了と会場へ自転車を運ぶ。いつも何かを忘れるのですが今回は珍しく何もなし・・とはいかず、レース開始10分前にタイヤの空気圧調整をしていないことに気付きました。まあ最後に入れたのは木曜日なので、そこまで下がってないやろうと思い特に慌てずそのままレースへ。
機材やら空気圧などにかなり鈍感なので、この辺はそんなに気になりません。

レース本番
Mさんと事前に話していた通り、レースの最後尾でスタート。
Mさんはレース直前にトイレへ行ったため並列が2列ほどずれ、ネットタイムでは少し不利になるなと思ってました。開始と同時に横に並んでいた方がとんでも ない勢いで飛び出しましたが無視。(去年もこんな感じやったなー)もちろん持つはずもなく2分ほど進んだ辺りでパス、Mさんが追い付いてくるまではパワメみて320Wほどで淡々と上る。

3分ほどするとMさんが追い付いてきたので、ここからは2人で回してレースを楽しもうと思ったのですが、Mさんは想像以上の速さで飛び出したので予定変更、淡々と個人TTすることにしました。
その後はMさんを30mほど前に見ながら淡々と脚を溜めつつ登り、徐々に差を詰める計画に。
予定では中腹位で吸収できると思ってたのですが、今日のMさんはかなり強く、中々差が詰まらないので6km付近からペースアップ。

330Wくらいで踏んで何とか追いついたのですが、もうすでにゴール手前1km程の位置。ネットでは不利な のでこのままゴールまで行けば確実に負けるため、突き放すしかないのですが結構踏んだので少し余裕がなくなってきており、こりゃ終戦かと諦めかけてました。ただ、Mさんの様子を伺うとかなり苦しそうだったので、もしやと強めに踏む→離れたのでこりゃ行けるとスパート開始。

結果、5秒ほど引き離してゴールできたので勝ったかな?と思いガッツポーズ。ひとまずコースレコードを更新したのは分かっていたので、この時点でかなり嬉しかったです。出力は325W(5.7W/kg)で、練習通りの実力を発揮できました。その後、登ってきたHさんはサイコン異常でログが取れていないとのことで、総合は誰の手にとやきもき。

レース後
下山後リザルトを確認、優勝こそしてましたがMさんとはなん と0.1秒差!ここまでギリギリとは思いもしなかったので、肝を冷やしました。Mさんはベストから+2kg、正直次は勝てる気がしません・・。


別カテのHさんは26分ちょうどくらい(年代別優勝、総合3位)だったので、別クラスの結果はまだ出ていませんでしたがこの瞬間に総合優勝を確信。結局その後も私のタイムを上回る方は現れず、嬉しい初総合優勝となりました。


今冬のトレーニングで実力こそ上がったのは分かっていたのですが、レースで通用するかは半信半疑な状態が続いていました。今回レースにて大きな結果を出すことができたので、ようやく自身の実力に少しだけ自信を持てそうです。あと、ようやくSTRAVA番長の汚名を返上することが出来たのが個人的には一番嬉しいです。勢いそのままに伊吹、そして春本命の八ヶ岳に繋げたいですね!


今日は勝てはしましたがCTL105でまだまだ開発途中。これからもピークの乗鞍に向けどんどん積み上げて行きます。最終目標はCTL150、FTP325Wくらいを狙ってこれからも頑張っていきます。

では、次は伊吹レポートにて。

コメント

  1. おめでっとさん!この勢いで伊吹も攻めっからー!

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  2. ありがとうございます!
    伊吹はチームみんなで各クラスタの表彰台を制圧しましょう(^^)

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