第30回 ツール・ド・八ヶ岳 チャンピオンクラス 2位
JBCFグランペールサイクリングチームの田中です。
第30回 ツール・ド・八ヶ岳(チャンピオンクラス)に参加してきましたので、内容レポートします。
ツール・ド・八ヶ岳には今回が初参加で試走もしていなかったので、youtubeでコースを少しだけ予習し参加。レーススタート地点が今井監督家から自転車で5分ほどの立地にあり、前泊させてもらったため、早朝移動や駐車場の確保などの面倒事に悩まさることなくレースに集中できました。
ツール・ド・八ヶ岳のコースは距離25km、平均勾配5.4%で富士ヒルとよく似た緩斜面コースで、集団ゴールとなることが多いそうです。昨年に続き、これぞエキスパという濃いメンバーが集い、今の実力がどの程度か試すには持って来いのレースとなりました。
春先は八ヶ岳をターゲットレースとし ており、優勝目指して練習を積み重ねてきました。参加者は格上多数なので、ダメで元々と緊張感はなく、当週はレースが待ち遠しくて仕方がなかったです。
今回は戦う前から勝つことは難しいだろうと考えていました。と言うのも、参加者のレベルが高いのは勿論、私はスプリント力が極端に乏しく、勝つに抜け出すしかありません。出来るだけ集団内で温存、最後4kmほどで一気に上げようと計画していました。今年は富士ヒルも主催者選抜クラスで走りますので、今回はその予行練習という意味も込めて、玉砕覚悟で走れればと。
前日
100miles(Phantom湘南)の大輔さんの車に相乗りさせて頂き、10時半ごろ神奈川を出発。
昼過ぎには監督宅に到着し、家でゴロゴロとくつろぎ。長野県を 訪れるとブルべをやっていたころを思い出し、また超長距離ライドを走りたくなります。赤城が終わればチームメンバーやホタカさんをお誘いして、長野方面へ600kmくらいのロングライドを企画しちゃいますかね。
伊吹終了後に一時緩んだ体重も出発前には56.5kgまで戻すことができ、重量面では言い訳なく走れる状態に。ただ強引な減量を行った反動からか、今週の平日練習は調子が悪く、土曜日も頭痛や寒気など少し体調不良な感じ。もう前日は沢山食べてやろうとご飯+お菓子パーティでたっぷり食べてやりました。前日だというのに緊張感は全くなく、寝床に入って3分後には夢の中に。監督の家は実家のような安心感があって最高でした。夏合宿にまた伺いますね。
当日
6時半頃起床 、体調はそこそこ良好な感じ。絶対に体重計に乗らんぞと思っていましたが、誘惑に負けて計測、57.5kg・・・。まあアップしたり色々すれば減るやろうとか、緩斜面やから関係ないわと自分を励ましなんとか立て直し。
外はまだ雨が降っていなかったのですが、今回は実走ではなくローラーにてアップ。やはり標高が高いため出力が出ず300Wが苦しくて苦しくて。一緒にアップしていた佑誠さんや大輔さんもパワー出ないと言っており、みんな平等で不利にはならないかと特に気にせず。それに、今回のサイコン表示は距離、時間、標高のみにしていたため、レース中への影響もなしです。
スタート会場まではすぐなのでギリギリまで待機し、8時20分ごろに会場へ。この辺りから雨と強風が出始め、レースしたくないなーと思ってました。てっきり中止になると思っていたので、運営がやる気満々だったときはゲンナリした気分に。スタート直前に雨脚が更に強まったことで、昨年の乗鞍の苦しさが頭によぎったのは私だけではないと思います。
レース本番
ロケットスタートを構えていたら、意外とゆっくりとした入りに。突然晴れ間も見え始め、気持ちよいスタートを切りました。今回は矢部さん、星野さんをマークして走ろうと決めていたのですが、星野さんは結構な後方でまったり走っていて、調子がそこまで良くないのかも、なんて甘いことをこの時は考えていました。
ペースが徐々に上がり始め、少しムラの強いペースだったこともあり、先頭集団は結構早い時点で8名ほ どに。チームメイトの佑誠さんや監督、Sekiyaの中村さんが集団内にいないのが意外でした。後ろにいたはずの星野さんはちゃっかり集団内。
先頭はマトリックスの田窪さんが長い時間引いてくれているものの、強烈な向かい風区間で一時的にキレてしまったり踏まなくていいところで多々脚を使ってしまい、徐々に脚が削られていくことに。
ちょっときつくなってきたなとネガティブな考えが出始めていると、いつの間にか半分くらいの地点に来ていたようで先頭は田窪さんを除けば矢部さん、星野さん、田村さん、私の4名になっていました。
周りは宇宙人だらけなのに私がその中にいるとか、少しだけ優勝がチラつき始めてる?とか、考え出すと身体が元気に。肉体的なキツさなんて、精 神力で結構なんとかなっちゃうもんですね。
その後も田窪さんを中心に回しながら、いよいよゴールまで5kmほどの地点に。この辺りで田窪さんが抜け出しますが、誰も付いていけず、いよいよ4名の戦いになり一層集中。田村さんや矢部さんが少し上げたりしますが、疲れているのか切れはなく決まらず。
私も前に出てみますがもう脚が終わっており、当初考えていた終盤爆発の計画は脆くも崩れ去りました。ゴール直前はアップダウンがあるため、フロントシングルの田村さんはかなり不利。おそらく3人でゴールスプリントかな、と考えていると星野さんが先頭に。
何か嫌な予感がしたら、アタックを掛けてる様子でもないのにすーっと距離が空きあっという間に独走。ゴール直前の下りも、とんでもない早さで駆け抜け、踏めなかった後続は更に突き放され勝負あり。
これがとれたまさん等が言ってる穏やかなアタックか!と思った頃には後の祭りでした。乾さんなどが得意とする強烈なアタックは沢山経験してきましたが、今日みたいな突き放され方は経験がないです。
もちろん付いていける脚はなかったとので追っても結果は変わりませんが、怖いもの見たさで追ってたらどうなっていたのか興味がありますね。
優勝を狙っていただけに悔しかったですが、まだ2位は決まってないとスプリント勝負に気持ちを切り替え。田村さんは想定通り後方に下がったため、矢部さんと2位を争うことになりました。
森田さんの伊吹山動画でえげつないスパートやアタックを見ていただけに 絶望感が漂っていましたが
今日は寒さで調子が悪かったとのことで伸びはなく、最後100mほどで私が前に出て夢中で踏んでゴール、何とか先着出来ました。
レース後
下山後、リザルトを確認すると星野さんと7秒差の1時間5分9秒で2位、3位矢部さんとは1秒差でした。
チームメンバーの佑誠さんは5位、監督は6位とエキスパ参加メンバー全員が入賞とチームとしては大成功のレースになりました。年代別の結果詳細は書きませんが、各クラスの入賞者は知り合いだらけ。
普段忘れがちですが、改めて強い人たちと練習させてもらってるんだなーと感謝しました。
今の気持ちとしては、エキスパクラスで堂々と戦えた喜びと、星野さんに勝てる気がしない絶望感が相まって複雑な感じです。今回 勝てた面々もまだまだ本調でなかったり、クソデブ化(花田さん、ちゃんと痩せてください)してたりで次戦うであろう富士ヒル頃には別物になっているはず。
次は勝つため、次も負けないためにも、自分はまだまだ未熟者やぞ、と言い聞かせ更にハードな練習を積んで富士ヒルに戻ってきます。
八ヶ岳までの振り返りと今後
昨年12月のTCFエンデューロ翌日(12/7)からを2016年シーズンと置き、八ヶ岳までを一つの区切りとして練習してきました。区切りが終わった今、これまでの振り返りを備忘録としてブログにまとめておこうかと思います。
まずはじめに昨年以上に強くなるにはどうすればよいか考え、2016年シーズンはCTL・ATLなどパワトレ指標を使った練習量管理とヒルクラ能力を強化する ことに特化したL3,L4強度の練習を中心に行うことを決めました。
ペダル効率とか体の使い方とか難しいことを考えるのは苦手なので、とりあえず練習量と
L3強度以上の練習量を稼げば強くなるやろうと信じて練習。シーズンイン時のCTLは87、これを八ヶ岳までに120くらいまで高めることを目標に練習を重ねました。
・練習記録(12/7~4/17)
走行距離6988km、走行時間256時間、L3以上滞在時間 86時間、L4以上滞在時間 52時間、平均TSS 96TSS/day、最大CTL115
目標CLTこそ未達ですが、昨年と比べ飛躍的に練習量を増加。
ローラーや峠TTなど高強度練習を中心に行っていたため、L3以上の滞在時間が全体の3割、限られた時間で効率のよい練習が出来たのではないでしょうか。
昨年11/28以降、一日も休まず自転車に乗っているので、この連続記録を可能な続けていきたいですね。
・パワー
5秒CP=805W(↑10W)、1分CP=431W(↓62W)、2分CP=402W(↓17W),、5分CP=364W(↓4W)、10分CP=342W(↓6W)、20分CP=327W(↑11W)
練習量は裏切らないこと、やった事しか伸びないということを噛みしめる結果に。昨年と比較すると20分CPが大幅に上昇し、20分パワーのベスト10が全て今年以降の記録となっており、狙い通りの成長。
5分や10分は全力で走る機会がなかったため、昨年の記録を超えられませんでしたが、本気で走れば更新可能と考えてます。
一方で短時間パワーはほとんど練習していないため全く伸びず、相変わらず普通のサイクリストさえも下回る値となっています。今後はこの領域も鍛え、強烈なアタックを連発できる、ゴール前勝負に強いクライマーを目指していきたいです。
まだまだCTLを伸ばす余地が残っているため、乗鞍までには更に強くなれることを確信しています。
どんどん積み上げて、出来る限りまで鍛えた状態で乗鞍に挑みます。
・STRAVAで獲得した主なKOM
亀石峠、箱根峠・静岡側、箱根峠・神奈川側、山伏峠(静岡)、松田山、十三峠、勝尾寺、六甲・逆瀬川、鹿野山・福岡、鈴鹿スカイライン・三重側、白石峠
日ごろから練習のモチベ ーションにしているSTRAVAの峠KOM挑戦についてもまとめておきます。
寒い時期にもお構いなしで峠を攻め続けたので、結構なKOM数を獲得。中でも鈴鹿スカイラインと白石峠は結構な速さで登れました。その他は平凡な記録ばかりなので、近いうちにリベンジに訪れたいですね。
KOMには全く届きませんでしたが、ホームコースのヤビツ峠も26分12秒とベストを20秒更新しました。富士ヒルまでには25分台に乗せて、先生のような存在の乾さんに並びたいですね。
次の節目は富士ヒル(主催者選抜)で、車坂⇒富士国際⇒富士ヒルと続きます。富士ヒル前にはCTL130、ftp315W(5.6W/kg)ほどを目標に置いて、更に練習量を増やしてみます。一先ずGWは各地の強豪をお誘いし、稽古をつけてもらうつもりなので、お誘いしている方々はどうぞ宜しくお願いします!
では!
JBCFグランペールサイクリングチームの田中です。
第30回 ツール・ド・八ヶ岳(チャンピオンクラス)に参加してきましたので、内容レポートします。
ツール・ド・八ヶ岳には今回が初参加で試走もしていなかったので、youtubeでコースを少しだけ予習し参加。レーススタート地点が今井監督家から自転車で5分ほどの立地にあり、前泊させてもらったため、早朝移動や駐車場の確保などの面倒事に悩まさることなくレースに集中できました。
ツール・ド・八ヶ岳のコースは距離25km、平均勾配5.4%で富士ヒルとよく似た緩斜面コースで、集団ゴールとなることが多いそうです。昨年に続き、これぞエキスパという濃いメンバーが集い、今の実力がどの程度か試すには持って来いのレースとなりました。
春先は八ヶ岳をターゲットレースとし ており、優勝目指して練習を積み重ねてきました。参加者は格上多数なので、ダメで元々と緊張感はなく、当週はレースが待ち遠しくて仕方がなかったです。
今回は戦う前から勝つことは難しいだろうと考えていました。と言うのも、参加者のレベルが高いのは勿論、私はスプリント力が極端に乏しく、勝つに抜け出すしかありません。出来るだけ集団内で温存、最後4kmほどで一気に上げようと計画していました。今年は富士ヒルも主催者選抜クラスで走りますので、今回はその予行練習という意味も込めて、玉砕覚悟で走れればと。
前日
100miles(Phantom湘南)の大輔さんの車に相乗りさせて頂き、10時半ごろ神奈川を出発。
昼過ぎには監督宅に到着し、家でゴロゴロとくつろぎ。長野県を 訪れるとブルべをやっていたころを思い出し、また超長距離ライドを走りたくなります。赤城が終わればチームメンバーやホタカさんをお誘いして、長野方面へ600kmくらいのロングライドを企画しちゃいますかね。
伊吹終了後に一時緩んだ体重も出発前には56.5kgまで戻すことができ、重量面では言い訳なく走れる状態に。ただ強引な減量を行った反動からか、今週の平日練習は調子が悪く、土曜日も頭痛や寒気など少し体調不良な感じ。もう前日は沢山食べてやろうとご飯+お菓子パーティでたっぷり食べてやりました。前日だというのに緊張感は全くなく、寝床に入って3分後には夢の中に。監督の家は実家のような安心感があって最高でした。夏合宿にまた伺いますね。
当日
6時半頃起床 、体調はそこそこ良好な感じ。絶対に体重計に乗らんぞと思っていましたが、誘惑に負けて計測、57.5kg・・・。まあアップしたり色々すれば減るやろうとか、緩斜面やから関係ないわと自分を励ましなんとか立て直し。
外はまだ雨が降っていなかったのですが、今回は実走ではなくローラーにてアップ。やはり標高が高いため出力が出ず300Wが苦しくて苦しくて。一緒にアップしていた佑誠さんや大輔さんもパワー出ないと言っており、みんな平等で不利にはならないかと特に気にせず。それに、今回のサイコン表示は距離、時間、標高のみにしていたため、レース中への影響もなしです。
スタート会場まではすぐなのでギリギリまで待機し、8時20分ごろに会場へ。この辺りから雨と強風が出始め、レースしたくないなーと思ってました。てっきり中止になると思っていたので、運営がやる気満々だったときはゲンナリした気分に。スタート直前に雨脚が更に強まったことで、昨年の乗鞍の苦しさが頭によぎったのは私だけではないと思います。
レース本番
ロケットスタートを構えていたら、意外とゆっくりとした入りに。突然晴れ間も見え始め、気持ちよいスタートを切りました。今回は矢部さん、星野さんをマークして走ろうと決めていたのですが、星野さんは結構な後方でまったり走っていて、調子がそこまで良くないのかも、なんて甘いことをこの時は考えていました。
ペースが徐々に上がり始め、少しムラの強いペースだったこともあり、先頭集団は結構早い時点で8名ほ どに。チームメイトの佑誠さんや監督、Sekiyaの中村さんが集団内にいないのが意外でした。後ろにいたはずの星野さんはちゃっかり集団内。
先頭はマトリックスの田窪さんが長い時間引いてくれているものの、強烈な向かい風区間で一時的にキレてしまったり踏まなくていいところで多々脚を使ってしまい、徐々に脚が削られていくことに。
ちょっときつくなってきたなとネガティブな考えが出始めていると、いつの間にか半分くらいの地点に来ていたようで先頭は田窪さんを除けば矢部さん、星野さん、田村さん、私の4名になっていました。
周りは宇宙人だらけなのに私がその中にいるとか、少しだけ優勝がチラつき始めてる?とか、考え出すと身体が元気に。肉体的なキツさなんて、精 神力で結構なんとかなっちゃうもんですね。
その後も田窪さんを中心に回しながら、いよいよゴールまで5kmほどの地点に。この辺りで田窪さんが抜け出しますが、誰も付いていけず、いよいよ4名の戦いになり一層集中。田村さんや矢部さんが少し上げたりしますが、疲れているのか切れはなく決まらず。
私も前に出てみますがもう脚が終わっており、当初考えていた終盤爆発の計画は脆くも崩れ去りました。ゴール直前はアップダウンがあるため、フロントシングルの田村さんはかなり不利。おそらく3人でゴールスプリントかな、と考えていると星野さんが先頭に。
何か嫌な予感がしたら、アタックを掛けてる様子でもないのにすーっと距離が空きあっという間に独走。ゴール直前の下りも、とんでもない早さで駆け抜け、踏めなかった後続は更に突き放され勝負あり。
これがとれたまさん等が言ってる穏やかなアタックか!と思った頃には後の祭りでした。乾さんなどが得意とする強烈なアタックは沢山経験してきましたが、今日みたいな突き放され方は経験がないです。
もちろん付いていける脚はなかったとので追っても結果は変わりませんが、怖いもの見たさで追ってたらどうなっていたのか興味がありますね。
優勝を狙っていただけに悔しかったですが、まだ2位は決まってないとスプリント勝負に気持ちを切り替え。田村さんは想定通り後方に下がったため、矢部さんと2位を争うことになりました。
森田さんの伊吹山動画でえげつないスパートやアタックを見ていただけに 絶望感が漂っていましたが
今日は寒さで調子が悪かったとのことで伸びはなく、最後100mほどで私が前に出て夢中で踏んでゴール、何とか先着出来ました。
レース後
下山後、リザルトを確認すると星野さんと7秒差の1時間5分9秒で2位、3位矢部さんとは1秒差でした。
チームメンバーの佑誠さんは5位、監督は6位とエキスパ参加メンバー全員が入賞とチームとしては大成功のレースになりました。年代別の結果詳細は書きませんが、各クラスの入賞者は知り合いだらけ。
普段忘れがちですが、改めて強い人たちと練習させてもらってるんだなーと感謝しました。
今の気持ちとしては、エキスパクラスで堂々と戦えた喜びと、星野さんに勝てる気がしない絶望感が相まって複雑な感じです。今回 勝てた面々もまだまだ本調でなかったり、クソデブ化(花田さん、ちゃんと痩せてください)してたりで次戦うであろう富士ヒル頃には別物になっているはず。
次は勝つため、次も負けないためにも、自分はまだまだ未熟者やぞ、と言い聞かせ更にハードな練習を積んで富士ヒルに戻ってきます。
八ヶ岳までの振り返りと今後
昨年12月のTCFエンデューロ翌日(12/7)からを2016年シーズンと置き、八ヶ岳までを一つの区切りとして練習してきました。区切りが終わった今、これまでの振り返りを備忘録としてブログにまとめておこうかと思います。
まずはじめに昨年以上に強くなるにはどうすればよいか考え、2016年シーズンはCTL・ATLなどパワトレ指標を使った練習量管理とヒルクラ能力を強化する ことに特化したL3,L4強度の練習を中心に行うことを決めました。
ペダル効率とか体の使い方とか難しいことを考えるのは苦手なので、とりあえず練習量と
L3強度以上の練習量を稼げば強くなるやろうと信じて練習。シーズンイン時のCTLは87、これを八ヶ岳までに120くらいまで高めることを目標に練習を重ねました。
・練習記録(12/7~4/17)
走行距離6988km、走行時間256時間、L3以上滞在時間 86時間、L4以上滞在時間 52時間、平均TSS 96TSS/day、最大CTL115
目標CLTこそ未達ですが、昨年と比べ飛躍的に練習量を増加。
ローラーや峠TTなど高強度練習を中心に行っていたため、L3以上の滞在時間が全体の3割、限られた時間で効率のよい練習が出来たのではないでしょうか。
昨年11/28以降、一日も休まず自転車に乗っているので、この連続記録を可能な続けていきたいですね。
・パワー
5秒CP=805W(↑10W)、1分CP=431W(↓62W)、2分CP=402W(↓17W),、5分CP=364W(↓4W)、10分CP=342W(↓6W)、20分CP=327W(↑11W)
練習量は裏切らないこと、やった事しか伸びないということを噛みしめる結果に。昨年と比較すると20分CPが大幅に上昇し、20分パワーのベスト10が全て今年以降の記録となっており、狙い通りの成長。
5分や10分は全力で走る機会がなかったため、昨年の記録を超えられませんでしたが、本気で走れば更新可能と考えてます。
一方で短時間パワーはほとんど練習していないため全く伸びず、相変わらず普通のサイクリストさえも下回る値となっています。今後はこの領域も鍛え、強烈なアタックを連発できる、ゴール前勝負に強いクライマーを目指していきたいです。
まだまだCTLを伸ばす余地が残っているため、乗鞍までには更に強くなれることを確信しています。
どんどん積み上げて、出来る限りまで鍛えた状態で乗鞍に挑みます。
・STRAVAで獲得した主なKOM
亀石峠、箱根峠・静岡側、箱根峠・神奈川側、山伏峠(静岡)、松田山、十三峠、勝尾寺、六甲・逆瀬川、鹿野山・福岡、鈴鹿スカイライン・三重側、白石峠
日ごろから練習のモチベ ーションにしているSTRAVAの峠KOM挑戦についてもまとめておきます。
寒い時期にもお構いなしで峠を攻め続けたので、結構なKOM数を獲得。中でも鈴鹿スカイラインと白石峠は結構な速さで登れました。その他は平凡な記録ばかりなので、近いうちにリベンジに訪れたいですね。
KOMには全く届きませんでしたが、ホームコースのヤビツ峠も26分12秒とベストを20秒更新しました。富士ヒルまでには25分台に乗せて、先生のような存在の乾さんに並びたいですね。
次の節目は富士ヒル(主催者選抜)で、車坂⇒富士国際⇒富士ヒルと続きます。富士ヒル前にはCTL130、ftp315W(5.6W/kg)ほどを目標に置いて、更に練習量を増やしてみます。一先ずGWは各地の強豪をお誘いし、稽古をつけてもらうつもりなので、お誘いしている方々はどうぞ宜しくお願いします!
では!
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