第5回菰野ヒルクライム 総合優勝
内容をレポートしますので、宜しかったらご一読ください。
【レース当日】
起床時体重は55.8kg、レース体重としては最軽量です。
2か月半で10kg減量しました。
菰野は冬トレ成果の確認と位置づけています。
斜度が一定で安定した走りが出来る峠のため、パワー計測を楽しみにして参加しました。
本当のレースは伊吹山からと考えており、今回は自分自身の走りに集中するため、同クラスタの強豪たちは意識せず個人TT作戦を決行。今年は森田君がとんでもなく強くなっているのを知っていたので、正直なところ優勝は難しいだろうと考えていました。
【レース本番】
スタートの組はヒムロック、中村氏と同パック。森田君は後発の集団に入りました。
ヒムロックや中村氏にはツキイチでいいよと伝え、先頭固定で黙々と走ります。
開始は突っ込まずリラックスして走行。それでもメーターを見ると330~340Wを示しており、最高に調子がよいことを確認します。
ペダルを回すことに集中して走り気付けば半分地点、ふっと後ろを見るとヒムロックは千切れたものの中村氏がまだ残っています。この時点でのAve.パワーは確か335W程度、この強度でも付いてこれるのかと少し焦りが出始めます。
TT中は如何に冷静でいるかということが重要です。苦しいやまだ~kmもある等、後ろ向きなことを考えると途端に崩壊するので、意識を他に傾け冷静さを保つ必要があるのですが、心が揺れ始めます。
精神的にも余裕がなくなったことで苦しさが増していき、どんどんパワーが下降していきます。このまま走れば振り切れず負けてしまうとの焦りから、残り2km地点でたまらず先頭交代を要求。
後ろについてしばらく休み、ヘアピンカーブの急坂手前で前に出て、少し強度を上げて引き離しにかかります。思惑通り何とか振り切り、そこから無我夢中で踏んで気付けばゴールしていました。
結果は手元の時計でタイムは24分53秒、平均パワ-は329W(5.9W/kg)。パワー、タイムともに歯痒い結果であり、森田君に勝つことはないだろうと落胆しました。
【レース後】
森田君が上ってきたので記録を聞くと25分10秒とまさかの結果。序盤に突っ込み過ぎたようで後半に大失速したらしく、辛くも勝利しました。雨の中の極寒ダウンヒルを済ませリザルトを確認し、優勝していることが判明し体の力が抜けました。
そして中村氏が2位で森田君が3位。森田君と中村氏はいつも一緒に練習していて、毎回森田君のサンドバックになっている中村氏がまさかの勝利で、森田君は相当悔しそう(^^)
来週覚えておけと宣言してました(笑)
ハナケン氏にリザルトをきくと29分台で一桁順位に入った!!、とめっちゃ喜んでました(笑) 昨年の彼からしたら有り得ない目標の低さで笑わせてもらいました。とはいえジストニアにもめげず、よくここまで戻せたと感銘を受けます。完全復活の日を楽しみに しています。
表彰を済ませたあたりからちょっとずつ体調が悪くなり始め、みんなで温泉にいった辺りで強烈な吐き気に襲われます。食べたものをすべて吐き出す症状でこれはまずいと3時間ほど車内で仮眠。
何とか運転できるレベルにまで回復したところで急いで帰宅し、熱を測ると38.3℃。
翌日の練習はおう無理やなーと観念し、その後は泥のように眠りました。結局レース後だというのに翌日昼まで何も口に出来ず、レース内容と共にほろ苦い一日となりました。
過度な減量で弱っていたところに、雨で体を冷やしたこと、レースを終え気持ちが緩んだことが重なり、体調を崩したんだと思います。
そうえいばヒムロックと走ると高確率で体調を崩しているような・・(゜_゜)
そんなヒ ムロックは26分台で堂々4位!彼のCTLは冬場だというのに147。本当に頭が下がりますし、モチベーションを貰えてます。驚異的な伸び方をしているので、そう近くない将来私に追いつくでしょう。ちょっとお調子者なところもありますが、遅くとも今年中には有名選手になっていると思いますし、今後が楽しみです。
【振り返り】
今回の反省としては、実力が近しい選手がいるにも関わらず、個人TTを選択したことにつきます。平均斜度が8%あるとはいえ、ツキイチすれば恩恵を受けらえるので、相当な苦戦を強いられました。
Ave.パワーは高いのですが、アタックなど一切しない走りで単なるアシストをしているだけやったでと中村氏。反省あるのみです。。次の伊吹からはいつも通りパワーなどは表示せず、人との駆け引きに集中します。特に伊吹は昨年も先頭固定で走るアホ走りをしているだけに、今回は存分に汚い走り方をしてやろうと思います。恐らく出てくるであろう王者の走りを存分に学ばせてもらえたらと。
【今後】
昨年同様で春は伊吹→八ヶ岳と走ります。もちろん狙うは優勝あるのみ。体調を崩したため練習再開が遅れてしまうようであれば、伊吹はDNSします。今年はすべてのレースを勝つつもりでいますので、しっかり調整して挑みたいと思います。
では。
田中です。
3/26に今シーズン開幕戦となるレース、第5回菰野ヒルクラムに参加してきました。
結果は2年連続となる総合優勝。昨年記録したコースレコードも更新し、幸先のよいスタートを切ることが出来ました。
内容をレポートしますので、宜しかったらご一読ください。
【オフトレ~レースまで】
昨シーズンの緊張が解けたのは昨年10月。急遽エントリーした多摩源HCの直前に体調を崩しDNSしたことで、2年間堪えてきたものが決壊しました。
その日を境に自堕落な生活が始まり、月間2200km、CTL120ほどの練習を行っているにも関わらず体重は増え続け、年始明けの1/9についに66kg(乗鞍から+10kg)まで肥えました。
この時点で菰野までは残り2か月半。軽さしか取り柄のない私に痩せる以外の道はないため、重い腰を上げ猛烈な減量を開始。レース前週には何とか元通りの体重に戻しました。
日課の朝ヤビツと週末峠TTは継続してきましたが、空気と体の重さで1月末までは全くぱっとしない記録の連続でした。ただし出せるパワーは向上していたので、暖かくなって痩せればきっと速くなると自分に言い聞かせ春を待ちました。
3月になり体も絞れてきた頃から漸くタイムも伸び始め、日増しに自信を持ち始めます。
レース前週にTTした六甲山逆瀬川コースのタイムは悪条件にも関わらず34分13秒で自己ベストを大幅更新。関西のHC聖地で恐らくコースレコード?を出せたことで、菰野は闘える!と確信しました。
紆余曲折ありましたが、冬トレを満足いく形で締められたので、ほっとしています。
【レース当日】
起床時体重は55.8kg、レース体重としては最軽量です。
2か月半で10kg減量しました。
菰野は冬トレ成果の確認と位置づけています。
斜度が一定で安定した走りが出来る峠のため、パワー計測を楽しみにして参加しました。
本当のレースは伊吹山からと考えており、今回は自分自身の走りに集中するため、同クラスタの強豪たちは意識せず個人TT作戦を決行。今年は森田君がとんでもなく強くなっているのを知っていたので、正直なところ優勝は難しいだろうと考えていました。
【レース本番】
スタートの組はヒムロック、中村氏と同パック。森田君は後発の集団に入りました。
ヒムロックや中村氏にはツキイチでいいよと伝え、先頭固定で黙々と走ります。
開始は突っ込まずリラックスして走行。それでもメーターを見ると330~340Wを示しており、最高に調子がよいことを確認します。
ペダルを回すことに集中して走り気付けば半分地点、ふっと後ろを見るとヒムロックは千切れたものの中村氏がまだ残っています。この時点でのAve.パワーは確か335W程度、この強度でも付いてこれるのかと少し焦りが出始めます。
TT中は如何に冷静でいるかということが重要です。苦しいやまだ~kmもある等、後ろ向きなことを考えると途端に崩壊するので、意識を他に傾け冷静さを保つ必要があるのですが、心が揺れ始めます。
精神的にも余裕がなくなったことで苦しさが増していき、どんどんパワーが下降していきます。このまま走れば振り切れず負けてしまうとの焦りから、残り2km地点でたまらず先頭交代を要求。
後ろについてしばらく休み、ヘアピンカーブの急坂手前で前に出て、少し強度を上げて引き離しにかかります。思惑通り何とか振り切り、そこから無我夢中で踏んで気付けばゴールしていました。
結果は手元の時計でタイムは24分53秒、平均パワ-は329W(5.9W/kg)。パワー、タイムともに歯痒い結果であり、森田君に勝つことはないだろうと落胆しました。
【レース後】
森田君が上ってきたので記録を聞くと25分10秒とまさかの結果。序盤に突っ込み過ぎたようで後半に大失速したらしく、辛くも勝利しました。雨の中の極寒ダウンヒルを済ませリザルトを確認し、優勝していることが判明し体の力が抜けました。
そして中村氏が2位で森田君が3位。森田君と中村氏はいつも一緒に練習していて、毎回森田君のサンドバックになっている中村氏がまさかの勝利で、森田君は相当悔しそう(^^)
来週覚えておけと宣言してました(笑)
ハナケン氏にリザルトをきくと29分台で一桁順位に入った!!、とめっちゃ喜んでました(笑) 昨年の彼からしたら有り得ない目標の低さで笑わせてもらいました。とはいえジストニアにもめげず、よくここまで戻せたと感銘を受けます。完全復活の日を楽しみに しています。
表彰を済ませたあたりからちょっとずつ体調が悪くなり始め、みんなで温泉にいった辺りで強烈な吐き気に襲われます。食べたものをすべて吐き出す症状でこれはまずいと3時間ほど車内で仮眠。
何とか運転できるレベルにまで回復したところで急いで帰宅し、熱を測ると38.3℃。
翌日の練習はおう無理やなーと観念し、その後は泥のように眠りました。結局レース後だというのに翌日昼まで何も口に出来ず、レース内容と共にほろ苦い一日となりました。
過度な減量で弱っていたところに、雨で体を冷やしたこと、レースを終え気持ちが緩んだことが重なり、体調を崩したんだと思います。
そうえいばヒムロックと走ると高確率で体調を崩しているような・・(゜_゜)
そんなヒ ムロックは26分台で堂々4位!彼のCTLは冬場だというのに147。本当に頭が下がりますし、モチベーションを貰えてます。驚異的な伸び方をしているので、そう近くない将来私に追いつくでしょう。ちょっとお調子者なところもありますが、遅くとも今年中には有名選手になっていると思いますし、今後が楽しみです。
【振り返り】
今回の反省としては、実力が近しい選手がいるにも関わらず、個人TTを選択したことにつきます。平均斜度が8%あるとはいえ、ツキイチすれば恩恵を受けらえるので、相当な苦戦を強いられました。
Ave.パワーは高いのですが、アタックなど一切しない走りで単なるアシストをしているだけやったでと中村氏。反省あるのみです。。次の伊吹からはいつも通りパワーなどは表示せず、人との駆け引きに集中します。特に伊吹は昨年も先頭固定で走るアホ走りをしているだけに、今回は存分に汚い走り方をしてやろうと思います。恐らく出てくるであろう王者の走りを存分に学ばせてもらえたらと。
【今後】
昨年同様で春は伊吹→八ヶ岳と走ります。もちろん狙うは優勝あるのみ。体調を崩したため練習再開が遅れてしまうようであれば、伊吹はDNSします。今年はすべてのレースを勝つつもりでいますので、しっかり調整して挑みたいと思います。
では。
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